面接をREC&SHERE!動画を使った面接システム

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ムダ遣い指数

時間は貴重!重複は無駄!録画してみよう→爆速人事『動画面接』の巻

2018年、
SHIFTは年々着々と広げているソフトウェアテスト事業の業種開拓や案件規模の拡大に伴い、テスト実行エンジニアだけではなくプロジェクトマネージャーなどの管理側の拡充が急務でした。そこでこの年、全社に渡り大量採用に向けたさまざまな企画を実施します。
その一環として、従来の人事システムに改革を起こすべく発案されたのが、面接を動画で撮影し、各権限者に同時多発的に確認してもらうことで本採用までのプロセス加速化を図る『動画面接』プロジェクト。
SHIFT爆速人事作戦の一端をご覧ください。

◼︎重複している採用プロセス

丹下

丹下

CAT検定でもふれたんだけど、面接ってお互いの「やった感」は満たされるものの無駄を省けるところがあると思っていたんだよね。面接する方も、される方も大事な時間を使って面接する訳だから同じやりとりをしてもらうのは悪いなぁっていうのはあって。

上岡

上岡

最終面接へ進める優秀な人材ほど、同じ話をしなければいけない訳ですもんね。

丹下

丹下

そりゃ面と向かって話してみて分かることもあるだろうけど、動画でも十分わかるという実例になりたかった。

まずは動画を撮るため、海外TVドキュメンタリーのインタビューのような撮影セットを構築。ここには丹下の「撮るのであれば、カッコよく」というモットーが。撮られる側の気持ちになって、素敵に撮ってもらったと思えるようなセットに仕上げました。
しかし、テスト運用してみるにあたり、要所を編集し各責任者に配信するという流れで意外なつまずきがありました。
当たり前ですが、人事・運営側に面接風景を編集するためのナレッジは少ない。そのため、専門の動画制作会社に外注しても、制作側であまりにも前例がないため、撮影より編集にコストがかかってしまう。運用できる形にしていくうえで、大きな課題でした。

丹下

丹下

動画を編集してダイジェストにしたいいんだけど、採用メンバーでは動画編集のスキルはないし、映像制作側には人事の勘所がつかめないし。

上岡

上岡

動画のやりとりにも苦労したみたいですね。
編集前のものはなかなかのボリュームなのでアップロードに時間がかかりすぎたり。

丹下

丹下

流石に動画編集技術のある人事関係者なんて簡単に見つかんないからねw。
この辺りはもういろいろ試しながら進めていくしかないんだよなぁ。

上岡

上岡

新しいことを開拓していくうえで必要なハードルを乗り越えていく…SHIFTの血が騒ぎます(笑)。

丹下

丹下

これも、人事改革のテストだと思うしかないw!

上岡

上岡

ほんとテスト好きですよねSHIFTって(笑)。

◼︎次世代型の採用フローの可能性

通常の採用と並行して走りながら、動画編集もトライしつづけ、各部署の選考にも実運用していきました。
実際、社内の管理者からの評判はなかなかなもので本採用までのリードタイムを大幅に短縮する実績をつくりました。

丹下

丹下

通常45日かかってたのが3日で本採用ってw。
逆にオファーが早すぎて求職者側の心の準備が間に合わない逆転現象が起こるくらいの爆速具合!

上岡

上岡

早く転職したかった人にとって、1ヶ月近く無駄な時間を削減できるのは本当にうれしいと思いますよ。SHIFTの仲間になるっていうモチベーションアップにもつながりますし。

丹下

丹下

そういった転職にかかる時間的・金銭的・精神的なコストって工夫次第でもっと軽減できるはずだよね。

他にも、人材紹介エージェントを通さずSHIFT従業員に人材を紹介してもらい、エージェントに払っていたフィーを採用者や紹介者に還元することで転職時の負担を減らすリファラル採用など、さまざまな方法で採用改革を起こしていきます。
結果、2019年SHIFTでは、月間最大1,300名の応募、年間1,000名の採用という大きな快挙を遂げることができました。
SHIFTの成長を担う人材に一人でも多く、少しでも早く巡り合うためには、これからも思い切ったチャレンジをつづけていくことになるでしょう。

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