エンジニア万博で全員集合!?→のど自慢から密談まで!!『89祭』の歴史
2017年。
アメリカの大統領が変わり、N天堂の新しいゲーム機が出た頃、SHIFTは大阪、名古屋に拠点を増やし、グループ会社も増えはじめ、SHIFTに関わる仲間もどんどん増えていきました。
この年の夏、SHIFTが開催する恒例イベントの一つ『89祭』がはじまることになります。
◾︎8月9日の由来
丹下
実は前から8月9日を『バグ→ソフトウェアバグの日』で記念日に申請して。
2015年にはもう正式に取ってんのw。
小林
企業で記念日取れるもんなんですね…。
丹下
それとは別に、自分たち発信のイベントを定期的にやりたいっていうのも前からあって。
定期的っていうなら、もう日にち固定で良いんじゃない?なら8月9日にって。
小林
日付が固定されていると、なんだかんだ覚えやすいですよね。
丹下
語呂合わせの方が右脳に直結で刷り込まれやすいよねw。きっとw。
SHIFTでも、自社で勉強会や、セミナーや展示会での登壇、ゲストを呼んで講演会はしていましたし、ヒンシツ大学などコンテンツはたくさん集まってきていたので、それらをまとめて催すだけのポテンシャルはありました。
丹下
でも、セミナーで見聞を広めるだけじゃなくって同じ志の人たちをもっと繋げたいなぁっと思ってて。
毎日、同じようなことばっかりやっちゃうと「自分のしている仕事はちゃんとキャリアに繋がってるんだろうか、世の中に寄与しているのだろうか?」とか考えたりすることもあるだろうと思うんだよ。
小林
ですね。縦割りだけじゃなくて、横にも斜めにも視野広めたいですしね。
丹下
けど、ほかにも同志がいるってわかるだけで安心できる部分あると思うんだよね。同じキャリアラインで充実できている先輩に会えたりさ。使えそうな新しい技術作ってる人、おんなじようなことで悩んでる人とかw。
小林
毎日のタスクに忙殺されてしまうと自分とお客様先だけの閉じた世界になりがちですよね。
丹下
そう!だから開国したくてw!っていうかフェス?お祭りにしたくなっちゃってw!
勉強以外にも興味もって見にきてくれそうな企画を入れることにした!
本格的なのど自慢大会とかw!
イベント名を『89祭』とし、テストに関係ある企画から全く関係ない企画までさまざまなコンテンツを検討しますが、コンテンツがモリモリ盛り沢山ゆえに、流れづくりに工夫が必要でした。
小林
セミナーの方は比較的スムーズにマッチしていきましたよね。
丹下
まず、セミナー的なアカデミックなものと、イベント的なお楽しみ企画が混在しちゃうといけないから2部構成にして。
小林
のど自慢やっている間にセミナーは並行できないですからね…。
◾︎毎年趣向を変えて継続するなかで
タイトルを『89祭だよ!全員集合』と銘打ち、お祭路線は加速していきます。
第1部は、講演会とセッション、自社サービスやグループ会社も含めた展示・提案ブース!
第2部は、企業対抗ITのど自慢大会、会場の広さを利用した、全長16mはある巨大流しそうめん(東京イチ!?港区イチの長さです!)、本物のお神輿を会場内で担ぐなど、地域の盆踊りさながらの企画を東京タワーの真下で行うことになりました。
■伝説の第1回
丹下
やっぱ仕事は楽しくしないとねー!
しっかり学べて、さらにその日一日、お客さまには楽しい気持ちになってもらう。
“バグ霊退散”の鳥居のまわりで、お神輿わっしょい、『89祭だよ!全員集合』!
オープニングとエンディングは踊りも完コピして、楽しい祭りにみなさまをご招待しました!
小林
歌詞も変えましたよねー。
丹下
かぁ〜いはつコラヤ♪どっこいじゃんじゃんコーラヤ♪(全員集合のOPの節で)w!
■2018年:セミナー重視に
■2019年:複数セミナー開催&SHIFTギャラリーも併設
■2020年:新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、 オンライン開催
◾︎89祭のこれから
いまの世の中(2021年現在)は、しばらく会場でイベントを開催するのは困難でしょう。しかしその一方で、オンラインでイベントを開催することに対する世の中の意識が変わっていることも如実に感じます。
これからのニュースタンダードを率先して模索していくSHIFT、つぎの89祭も楽しみにしていてください。
2021/5/12 記