捨てられない年賀状にしたい→川柳カレンダー
創業当時からデザインにも非常にこだわるSHIFT。
だが一般的な『かっこいい』や『きれい』といったいわゆる『賞がとれる』ようなクリエイティブへのこだわりではなく、「SHIFTを通じて広くスマートな社会が波及していくために、どう『クリエイティブ』を利用するか」がデザインのコアにあります。
こだわりのSHIFT、たくさんの制作物も、一筋縄ではいきません。
そんなある年の年賀状づくりの一コマです。
丹下
次の年賀状?どんなのにするの?
(案を見る)
丹下
え?つまんなくない?
岩崎
・・・(固)
丹下
だって、うれしい?これもらって。
丹下
デザインされてるかもしれないけど、なんかインパクトないじゃん。
もしその一枚がうもれるようなデザインだったら、営業かなー?ってゴミ箱直行しちゃわない?
だってさ、まだSHIFTのこと知らない人にも送るんだったら、覚えてもらわなきゃ意味ないじゃん。
俺らはさ、大企業じゃないんだし「品質保証」って超地味じゃん。でも大事なことだからやってる。
丹下
なんだけど、お客様にいかに「品質についての大切さを」話したくたって まずは、「いいことだ!」って信じてやってても伝わって貢献できなきゃ、自己満足で終わっちゃうじゃん?
岩崎
はい…
丹下
一瞬だけでも「えっ?」て振り向いてもらうチャンスを自分でつくんないと。 年賀状もさ、あまたある一枚になって、スルーされるんじゃなくて、目に止まらないと。例えるならラブレターとか、ここぞって想いをね。企画書だってそうじゃん。
丹下
うーん。例えばさ、迷惑だからできないけど….
え…
丹下
でかすぎて届け先のポストに入らなくて、郵便屋さんがピンポーンって 手渡しじゃないと届かないとかさ!笑www 超めんどくさーw
岩崎
そそそそれはいろんな人に迷惑ですね。。。でも、確かに印象には残りますね。
丹下
でさ、さらに内容見たら、SHIFTのサービスや価値に落ちてるとか 「だったらSHIFTに仕事任せてみたい!」ってなるんだったら、サイコーじゃん。
そして生まれた、この年の年賀状。いや年賀状ではなく、カレンダー。
SHIFTはソフトウェアの品質保証・テストのプロ集団。そこで働くSHIFTの全スタッフから、日々の業務のなかで、「品質について」「お客様の開発 について」思うことを徒然なるままに詠った川柳「品質あるある川柳」を公募しました。
◼︎従業員からの生の声で川柳
派手なものではないけど、お客様のデスクに置いていただき「開発に携わるみなさまに日々“品質”の大切さを思い出していただきたい」
そんな選りすぐりの川柳を掲載しました。
◼︎お客様からの反応は?
いただいた感想は良好だったのですが、まだまだ『ポストに入らない年賀状』くらいのバットの振り切り、とまではいかず。
年賀状だけにとどまらず、SHIFT発信のもの、さらにお客様の気持ちをつかめるような素敵なラブレターとなるよう、勤しんでまいります。
2019/9/20 記